6月下旬は自転車学会「Science & Cycling in Italy」出席のため、バイクフィッティングサービス休業します。

毎年ツール・ド・フランスのスタート都市で開催されるスポーツ自転車の学会「Science & Cycling」。

今年はイタリア・フィレンツェで開催されることになりました。今年も参加しに行きますので、6月下旬のバイクフィッティングサービスはお休みさせて頂きます。申し訳ありません。バイクフィッティングを受けたいお急ぎの方は、その前に受けられることをお勧めします。

スポーツ自転車の学会やシンポジウムには2013年以降できるだけ毎年どれかに出席するようにしています。

この私はScience & Cyclingには2016、2022年と参加しています。毎回運動学の基礎研究発表やコーチンング、スポーツ自転車とその環境についての議題などがあります。開催期間は2日間ではありますが、大変内容の濃い学会です。
タイムトライアル/トライアスロンのポジションやフォーム形成などはこのような学会やワークショップで学ぶ事が多く、当フィッティングサービスで多くのお客様にフィードバックしていますし、私が主催するプロ対象の講習会でもフィードバックできているかと思います。

この学会では無いのですが、過去のシンポジウムでの基礎研究発表では今話題のショートクランクの効果が思い出されます。今年はあの選手が使用してジロデイタリアに完全優勝してしまいましたしね。ショートクランクについてはもちろんネガティブな点もありますが、それを上回る効果があったということでしょう。

柔軟な考え方のコーチ陣がいたのだと思われます。誰かが成功すればあっという間に世間に認知されます。機材でいえばバイクフレームのスローピング、幅の広いタイヤ、幅の狭いハンドル、内向きのブレーキブラケットポジション etc。 機材のバイクフレームのスローピングについては私が学会に出向く遠い昔の話なので知るところでは無いのですが、最近目にする多くの事象についてはデータに基づいて発表されていたので、今後も新しいアイディアなどが実現化していくのでしょう。

学会のリンク↓

Science & Cycling 2024

使用言語は英語です。

学会の決まりとして、「Confidential(守秘義務)」があります。当ブログでも伝えたいのは山々ありますが、翻訳機能が発達していますので、私がオープンにできることが限られることご了承下さい。何かの形で情報をお伝えできれば良いのですが。。ブログでは会場の雰囲気などを伝えれたら良いかと思います。

サンメリットBIKE FITスタジオ
伏見 真希門(ふしみ まきと)

2022年での学会のオープニング

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