【伏見の理念】

サイクリストの悩み・・・膝の痛み、足の痛み、手のしびれ、サドル沼、ポジションの悩み・・・
そんな苦痛を忘れ、楽しくあるいは速く走りたいものです。
それはプロサイクリストであってもホビーサイクリストであっても一緒です。

ロードバイクなどのスポーツバイクを100%楽しむためには、あなたの身体にマッチしたセッティングが必要になります。

そのサイクリストに適当なサドル選び、サドル高、サドル前後、ハンドル高、ハンドル前後・・・、そしてクランク長など。トライアスロンなどのタイムトライアルバイクだと、アームパッド(肘乗せ)の位置など、個人で行うと途方に暮れるほど時間が掛かります。

人それぞれ身体の可動域や筋力そしてスポーツバイクの経験が違います。

それを見極めながら、怪我のリスクが少ないベストパフォーマンスが発揮できるセッティングを伏見は提案します。

新しくスポーツバイクを始められた方も、経験豊かなサイクリスト並びトライアスリートも不快感や故障を未然に防ぎながら楽しみたいものですね。

交通量の多い日本では、余裕の無いフォームで疲れてしまうことが原因の判断ミスによる転倒や、交通事故を未然に防ぐためにも、余裕のある動きができる適切なポジションでバイクを楽しみたいものです。

そんな願いや要望を頂き、スタジオは2012年にオープンさせて頂きました。

当スタジオでは最高のパフォーマンスを出すために、そのライダーの経験・身体の柔軟性・筋力によって運動理論に基づいて公平な判断でバイクポジションを決定していきます。すべてはスポーツバイクとライダーの一体感が得られて初めてスポーツバイクが快適で楽しいと感じて頂きたいというのが願いです。

ここでは、世界で認められたBIKEFIT、RETUL、GURU、ISCO(Gebiomized)などのプロトコルを基本に、ライダーのフィードバックを得ながらしっかり作業を進めます。

 

 

 

伏見のバイクフィッティングはバイクショップ、コーチングあるいはトレーニングセンターとどう違うのでしょうか?

●当スタジオのお客様の内、実に70%以上はホビーサイクリストやトライアスリートが利用されますので安心して下さい。
その他は競技者(競輪選手・プロロード選手)も利用します。

●身体上の制限が無い場合、ペダリング中の動きの中で「真っすぐに踏める」「サドル上の安定性」を特に重要視しています。
「真っすぐに踏める」
つまり蝶番関節と呼ばれる膝の単純な屈曲動作の実現は、膝の故障のリスク減し、ペダリング効率の上昇につながります。ロングライドでは非常に重要となってきます。その他お客様の身体状態(柔軟性や筋力)により、重心バランスや目的に合ったバイクポジションを提案していきます。
「サドル上の安定性」
サドルに安定した状態で着座していられることを指します。高級なサドルでも腰まわりが動いてしまったり、座骨部が痛い、デリケート部分を強く圧迫するようでは、失敗フィットに繋がります。
サドル形状、幅、素材も大切ですが、良いポジション+ライダーに合ったサドル。そしてそのライダーに合った適切なクランク長。
海外のサドル学を学び経験豊富な伏見が、個々に応じたサドルを提案します。
サンメリットBIKE FITスタジオではGebiomized社、BIKEFITのサドルを常時在庫しています。そしてサドルプレッシャーマッピング機器で効果&ポジションとの整合性をチェックします。

●人間の肉眼はハイスピードカメラではありません。ただ見るだけで動きを全て正しく把握・分析することは不可能です。
そのため当スタジオでは最新分析機器(3Dモーションキャプチャーシステム)を使用することで客観的なライダーの動作データを良質な判断材料とします。
お客様にデータを説明することで、身体上の動きの制限の理解や、課題に対するアドバイスをさせて頂きます。
そして個々ライダーの筋力・柔軟性、目標に応じたバイクフィッティングを行います。

●日本で唯一のRETUL最高ランク「★RETUL CRTIFIED FITTER」→リンクとして位置付けられています。またIBFI(国際バイクフィッティング協会 本部イギリス)→リンクより最高ランク認定(Level4)を受けています。

●バイクフィッティング後に詳細なレポート(デジタルバイク測定before/afterデータ、フィッティングデータ、アドバイス、画像・動画before/afterデータetc)の提供します。

●日本語で得られるスポーツ科学や知識は正しいものも多くありますが、世界の常識と照らし合わせると中には不必要なトレーニング・バイクフィッティング理論もあったりもします。情報の精査こそが大切です。海外のシンポジウムや講演・講習で得られる知識は最新であると強く感じています。伏見はそれらに出席して運動工学論を学び正しいとされる知識・最新情報を得て、基本的に海外のデータベースを採用して日本人に合うようにバイクフィッティングを行っています。その結果、多くのサイクリストの活躍がそれを証明しています。

●バイクフィッター伏見は特定バイクブランドの理念に縛られず、世界最先端の人間工学論に基づく解決方法を採用します。

●バイクの販売、修理は行いません。

●お客様の要望をもとに、身体の柔軟性や筋力をチェックさせて頂き、身体の可動域に基づきバイクパフォーマンス向上に特化したベストなサービスを提供します。

●トレーニングプランを組んだり、栄養学的指導は行いませんが、方向性をアドバイスします。

●不必要な機材を勧めることはありません。

●外国人のお客様に対しては英語で対応させて頂きます。

※フィッティング可能スケジュールについては、伏見が可能な限り対応しますが毎日ではありません。予約ページよりお客様のご都合に合った日程をご確認下さい。

【主なフィッティング使用機材】
BIKEFIT機材(クリートウェッジ、ITSウェッジ、レッグレングスシム、計測器、ペダルスペーサー等)
・GebioMized サドル  詳しくは→リンク  Sleak、Area、Stride 常時在庫有
RETUL Vantage 3Dモーションキャプチャーシステム (横浜・戸塚 SUN MERIT BIKE FIT STUDIO)
WIVA サドルプレッシャーマッピングアナライザー (無線式)
・Specialized BG Fitプロフィッター用計測機器(座骨幅測定器、足アーチ測定器)
・レーザー水準器
・サイジングクランク機器(140~180mm) ※シマノ対応 Hollow TechII 規格対応
・サイジングハンドル 機器(ドロップ&エアロバー)幅、形状を試して頂けます。例:ドロップハンドル幅 36cm to 44cm
・ステムサイジング機器(BIKEFIT、 Retul)その他色々あります!
・KINEX フィッティングバイク XY軸理論でフレームスタック&リーチ値情報を基に、フィッティングによる適切なバイク/パーツサイズ選びが可能です。
CRODER SRIRIT クランクセット各種 ※シマノBB(軸径24mm)のバイクをお持ちであれば、その場で適切なクランク長のクランクセットを購入・取付させて頂きます。
・ステム各種:Kalloy Uno etc. ご購入可能

伏見 真希門(ふしみ まきと)プロフィール
1973年生まれ岐阜県出身
中学よりサイクリングを始める。高校卒業後カナダへ留学。
オンタリオ州立 Niagara College卒業 (1997年)
現地では名門St.Catharines Cycling Clubに所属しロード・シクロクロス・トラック・MTBレースを経験。入賞多数  またカナダ B.C.州横断ツーリング経験。
在学中にヨーロッパへバックパッカーとして旅行。途中レンタサイクルで、フランス・グルノーブルからブールドワザン・ラルプデュエズに登ったのが、これまでの自転車ライフのうち一番の思い出。現在は天気の良い暖かい日にスポーツバイクを楽しんでいます。

カナダ・オンタリオ州Fonthill Velodrome 1周120m、最大カント角56°の競技場でスクラッチレースを走る伏見 (1995年)

 

資格等
IBFI (International Bike Fitting Institute:国際バイクフィッティング協会)レベル4  -2018年
・ドイツISCO(International School of Cycling Optimization) gebioMized レベル2 公認バイクフィッター -2021年
・米国RETUL 公認マスターレベルフィッター/元インストラクター -2011年
・米国BIKEFIT 公認インストラクター -2010年
・米国GURU Academy公認バイクフィッター -2017年
・ドイツMotionLogic 3D公認バイクフィッター -2019年

シンポジウム・学会(海外)
・RETUL Summit アメリカ・コロラド 2012
・ICS(International Cyclefit Symposium) イギリス・ロンドン 2013
・RETUL Summit アメリカ・コロラド 2013
・RETUL Aero Wind Tunnel Course アメリカ・ロサンゼルス 2014
・ISCO(International Symposium on Cycling Optimization)ドイツ・ミュンスター 2015
・Science & Cycling フランス・カーン 2016
・ICS(International Cyclefit Symposium) イギリス・ロンドン 2016
・Fit Symposium アメリカ・ラスベガス 2016
・Fit Symposium アメリカ・ラスベガス 2017
・ISCO(International Symposium on Cycling Optimization) ドイツ・ミュンスター 2018
・ISCO Garmin Aero Symposium オランダ・アペルドールン 2018
・IBFI(International Bike Fitting Institute)国際バイクフィッティング協会会議 タイ・バンコク 2019
・UCSF Medicine of Cycling Conference アメリカ・Webinar 2020
・UCSF Physical Therapy and FIT in Cycling Course アメリカ・Webinar 2020
・ISCO(International Symposium on Cycling Optimization) Time Trial & Triathlon Specific・Webinar 2022
・Science & Cycling コペンハーゲン・デンマーク 2022

サポート
愛三工業レーシングチーム (UCI コンチネンタルチーム) 2014年~
・チーム右京 (UCIコンチネンタルチーム) 2016 – 2018年

チーム右京をバイクフィッティングでサポートした2016~2018年、当時所属していたオスカル・プジョル選手はツアー・オブ・ジャパンで見事2年連続総合優勝(2016 & 2017年)しました。

登場メディア
・雑誌 Bicycle Club 2012年、2013年、2021年
・雑誌 サイクルスポーツ 2014年
・Webサイト Cyclowired 2010年~
・雑誌Triathlon Lumina 2014年
・ムック本 コスミック出版「すべてがわかる!ロードバイクセルフフィッティング」 2017年