サイクリストのお尻の悩み(腫れ・吹き出物・おでき)をどう予防する?
この新型コロナウィルスにおける自粛で、多くのサイクリストが自宅でZwiftなどのオンラインサイクリングでエクササイズやトレーニングをしているかと思います。
私もそのサービスを利用してアウトドアでのサイクリングは自粛しております。早く不安無く走りに行きたいものですね。
さてその室内トレーニングなのですが、非常に汗をかくと思いませんか? 私は大型扇風機を使用してますが、それでも汗は止まりません。。
トレーニングによる体調の向上は非常に嬉しいもので、私も自宅にいながら健康維持に努めています。
何も室内トレーニングに限った事ではありません。普段のアウトドアでのライドでも使える知識だと思いますの紹介したいと思います。
サイクリストの多くは汗によるお尻の汗疹(あせも)や吹き出物に悩んでいますよね。
特に、若いサイクリストや女性などは、パートナーに汚いお尻を見せられないなど、悩みは密かに深刻だと思われます。
恥ずかしながら、私も昔カナダにいた当時、自転車レースやサイクリングを楽しんでいましたがお尻の「吹き出物」には悩まされました。。
かつての名自転車選手、アイルランド人のシーン・ケリーがあるステージレースの優勝目前で、お尻のおできが原因でリタイヤを余儀なくされたエピソードがあるなど、選手にとってもデリケートな問題であります。あの有名な競輪マンガでも、選手の銭湯シーンでは登場人物のお尻にブツブツが描かれている程なので競輪選手にとっても相当深刻な問題だといえるでしょう。
さてWeb上の情報だと、抗菌素材のパッドが配置されたレーサーパンツの勧めや、オイル、治療薬として軟膏などが紹介されています。
しかし残念ながら、治療薬としての軟膏を除いてあまり有益な情報ではありません。
しかも例えサドルを交換しても、吹き出物やおできを解決する点においては意味がありません。
なぜなら、レーサーパンツを履くとあなたのレーサー(バイク)パンツの中のお尻は、熱がこもり雑菌が繁殖しやすい状態になるからです。
つづいて多くのサイクリストが朝外出する際は、次のような行動パターンになるかと思います。
起床 → 朝食 → トイレ(大) → 出発
ですよね。
残念ながらトイレを済まし良く拭いたとしても、あなたのお尻は不潔な状況下になっているのです。ウォッシュレットを使っても同じです。
なぜなら原因はレーサー(バイク)パンツのパッド部は「面」で厚みがあるため、どうしても体温・湿度が篭りやすく雑菌が繁殖しやすいのです。 しかもレーサー(バイク)パンツ内でおならをしたとなると雑菌がますます増えることは容易に想像がつくかと思いますよね。。
そのままレーサー(バイク)パンツを履いて外出し、走り出せばどうなりますか? 当然汗をかくことになりますよね。あぁ想像したくもありません。。
レーサーパンツのパッドが全てメッシュになると解決するかもしれませんが。。
言うのも少し恥ずかしいのですが、肛門まわりの毛深い方は特に注意!
なぜなら・・・
肛門付近が毛深い人ほど雑菌が繁殖しやすくなる環境下にあるからです。
当然ですよね。。何度も言いますがレーサーパンツ内は温度・湿度が高いので、吹き出物等ができやすい最高の環境になります。
ではどうすれば良いか?
私が昔カナダにいた頃、自転車レースクラブのメンバーでレースに行くことが多くありました。当然カテゴリー1のエリートアマチュアやローカルプロの選手と同行です。
当然レース会場では着替えは車内になることが多かったです。その着替える際に彼らのノーパン姿が見えてしまうことがあり、彼らの胸毛・腕毛はモジャモジャにも関わらず、すね毛(当然)からお尻までキレイに毛を処理している事に気付きました。断っておきますが、その気はありませんから!
私「お尻もシェービングするの?」
彼ら「お尻のpimple(ニキビ)予防のためだよ」
私は少し頭の中が混乱しましたが、すぐ理由を理解して後日真似してシェーバーで注意しながら除去し、肛門まわりも剃ってみました。当然前面はある程度残してですが。。
それからはもうお分かりですね!
私の場合あっさりとこの問題は解決しました! 雑菌の繁殖を遅らせる効果はあったようです。これまで悩んでいた事が嘘のように。。
※個人差はあると思います。
※はじめは皮膚を傷つけないように十分注意し、自己責任でお願いします。
それ以来そのお尻の吹き出物やおでき問題は解決し、快適なサイクリングライフを送っています。
肝心なのは、バイクライド後はできるだけ早くシャワーを浴び、お尻の清潔と乾燥に努めることが大切です。それが無理であれば、液体アルコールをタオルに染み込ませてお尻を拭いて下さい。
激しいトレーニングの後は身体の抵抗力が落ちるため、吹き出物ができやすくなります。しっかりと栄養のあるものを食べて下さい。
それと大事な予防策があります。
普段より「布団のこまめな洗濯と乾燥」の実践
本当にこれですね。
ダニも人間から出る二酸化炭素に釣られて柔らかい皮膚を狙い襲ってきます。すなわち運動後のアスリートのお尻は格好の標的になるわけです。
万年床になっている方は特に注意して下さい。布団乾燥機やレ〇コップなどでしっかり対策を。
お尻のブツブツはサイクリストの勲章ではありません。対策できるところはしっかりと予防しましょう。
アスリートは特にトレーニングブランに影響しますし、こんな事でパフォーマンスを落とすわけにはいきません。
それではキレイなお尻で快適なバイクライド楽しんで下さい!
参考にしてください。